名前 |
阿呆眼鏡 |
性別 |
男性 |
年齢 |
20才
|
勤務歴 |
2ヶ月 |
時給 |
1200円
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勤務地 |
兵庫県 |
カテゴリ |
その他(不明) |
企業名 |
電気会社系人材派遣会社 |
投稿日 |
2005/09/08 |
2月某日。
山陽新幹線で、それまでシステムの関係で不可能だった(?)自動改札が、
技術の進歩によって導入可能になるとのこと。
そこで、なにぶんJR西日本さんにしてみればはじめての新幹線用自動改札ってなわけで、
外部から大量に、期間限定で人を雇ったんですね。
その外部っていうのが、私の所属することになった人材派遣会社で。
・・・私は、4月から上京し、専門学校に通うため、当面の生活費を稼ぐためによさげなアルバイトを探していました。
前から旅好きで、切符や路線の知識であればそこいらのアホ駅員に負けないだけの自信はありました。
その人材派遣会社の、「自動改札案内業務」での募集をかけている広告を見たときは、もう一にも二にもなく飛びつきましたよ(笑)
旅の知識が豊富ということで、即採用。
最初は自宅から最寄の新幹線駅、新神戸に配属されました。
いやはや、流石に忙しい。東京から15分間隔で到着する「のぞみ」に関しては、さして苦労はありませんでしたが
(東海道新幹線じゃ、もうずっと前から自動改札導入されてますからね)
問題は、神戸から東京ではなく広島方面に向かう人たちへの案内。
「自動改札には乗車券と特急券を重ねてぶちこむ」
ということがいまいち理解できないらしく・・・お客さんの波が来るたびにこの内容を怒鳴り・・もとい
よく通る声でご案内さしあげてました。
(これは後から知った話ですが、この改札機というのが優れもので、4枚まで投入可、
関係のない切符は自動的に判別し、新幹線の切符だけをちゃんと識別できるというすごいものでした。
ためしに阪急の切符と新幹線の切符、合計3枚を重ねて入れてみたところ、はじかれることもなくちゃんと改札を通り抜けられました)
そこで二日ほど働いたある日、この業務についての庶務を一手に引き受けている・・・いわば、
我々派遣社員からしてみればマネージャーにあたる人から一言
「新神戸駅は、酉日本さんの「顔」みたいなもんだから、女性を多く配属したいといわれた」
と伝えられたんですよ。
このエロザルどもが・・・とか思いつつ、自宅から第二に近い西明石駅へ職場は移動。
ここからが本番なんですが・・・。
西明石駅の業務ははっきり行って「ひま!」
なにせ上下合わせて、一時間に4本しか列車がこないような駅ですから。
当然、駅員の数も先の新神戸駅よりずっと少なく、駅員まがいのことまでやらされました(笑)
(乗り継ぎ時刻表の見方から始まり、外国人旅行客への対応、運賃清算の対応、それから乗車証明書の発行etc)
あ、あと改札機の整備もやらされましたね(笑)
職場自体は全くもって不満はありませんでした。拡声器も使えましたし。・・・・ヒマすぎることを除けば(笑)
ただ、こまったお客さんってのはいました、当然。
たとえば、ICOCAを改札機に「ねじ込もうと」するお客様とか、青春18切符で新幹線のろうとするお客様とか、
あと、新幹線改札内にあるホットペッパーを取りに行きたいお客様とか(笑)
ただ、私、それなりに役に立ってくれてたみたいで、勤務最終日に「もっといてほしいな」と言ってくれたのは、非常に嬉しかったですね。
もしJR西日本に就職することがあれば、この西明石駅で勤務したいと思いました、ホントに。
あと、色々、勤務中のエピソードとかあるんですが、ここでは割愛させてもらいます。