スーパー

レジ

カテゴリスーパー
名前りらくま
性別女性
年齢19
勤務歴 6ヶ月
時給900
勤務地東京都
企業名某社
投稿日2012/12/21

なんでもいいからバイトをしろっ!…でもコンビニとかファミレスでなんて働けないでしょ?だからレジにしなさいと言われ、しぶしぶ始めたレジのバイト。 なぜしぶしぶかと言うと、レジのバイトに対して、良いイメージが全くなかったからなのです。素早い作業、同じ事の繰り返し、長時間同じ場所での作業……絶対飽きるだろうし、友達もできなさそうだし、細やかな気配りも出来ないし……私には絶対務まらないと思っていました。 そしていざバイトが始まると、その予感は本物となりました。素早い作業に加え、複雑なレジ操作や金券取り扱い、そしてそれらを正確にこなさなければ、お客やチーフに注意されます。私には、できない事ばかりでした。 さらにもっともつらかったのは、お客様への対応です。お客はレジがなにか間違うと、注意をしたりクレームをつけたりしますが、基本的に皆、冷たい口調と言うか、命令系というか、とにかく「上から目線」でものを言うのです。「直していただけますか?」なんて口、まずレジバイトにはききませんよね。中には、烈火のごとく怒りだすお客、ネチネチ嫌味っぽく言って来るお客もいました。それでもレジバイトは接客業ですし落ち度があるのはこちらですから、そんな態度に文句は言えません。ただひたすら「申し訳ありません」と平謝りします。どんなお客に対しても「ありがとうございました」「いらっしゃいませ」「大丈夫ですか?」「こちらにいたしましょうか?」そして「申し訳ありません」「失礼しました」……。どんなに偉そうなお客にも、です。それが毎回毎回続きます。それが仕事なんです。 接客業というプレッシャーを日々感じていました。年配のお客、日用品と食品を大量に買っていくお客、とにかく「気配り」する場面だらけです。気を利かせ、気を配り、最善の行動をとらなければいけません。私には、できませんでした。どんなに自分では気を配っているつもりでも、失敗ばかりでした。そのたびにチーフから注意され、お客にはくどくど言われ、本当に心が疲れました。 これで同じバイトの友達がいればよかったのかもしれませんが、レジは基本的にレジから離れられません。なので、同年代の子と話をする事もできません。誰かと仲良くなる事もなく、毎日つらい思いをするだけで、こんなに疲れるのにバイトしていても仕方ないと思い、半年で辞めました。 レジバイトをしようとしている方、レジを軽く見ている方には、よく考えてほしいです。 レジは本当に大変です。大勢の人に尽くすのが大好きな人、複雑な作業をスピーディにこなせる人、誰に何を言われても平気という人にしか務まらないと思います。