配送・搬入

新入生などが生協を通じて購入した電化製品などの配送を行いました。 春休みだけの季節労働者です。 信州大学教養部のある松本市は、松本城などがある古い街で 細い道が多く、一方通行規制がいたるところにあり そのため地図やナビで考えたルートでは実際に配送できないことがあります。 そのような時は回り道をしたり、配送順序を入れ替えたりしますが、 トラックの荷物は配送する順番に積んでいるため、未配送の荷物はとても邪魔になります。 例年配送は大手運送会社に委託していたのですが、年々配送遅れが重なり配送日に間に合わなくなりました。 そこで大学周辺の道に詳しい大学生をこの時期雇い、トラック運転手とのツーマン方式に変更されました。 ベテランアルバイトは、配送する商品のリストを見ただけでトラックに積みきれる分量を予測したり、 道路の混雑に対し抜け道を利用しつつ引き返すことなく配達できるルートを設定し、 ドアよりも窓から入れた方が良いアパートや、トラックを停車できる適切なスペースをその都度指示し、 学生が入居する前などは大家にあらかじめ連絡を取り、時間を指定しアパート前で待ち合わせるなど 適切な判断により配送日までに確実に配達できるようになりました。 大手運送会社が音を上げたときの5倍の量を配送した年でも、遅れは発生しませんでした。 また最初のうちは冷蔵庫を持ち上げる事すら難しかったのが、 一年も経てば冷蔵庫を背負ったままドアを開けたりできるようにもなりました。 最盛期は握力60kg、片手(指？)懸垂20回などができました。