食品製造ライン
カテゴリ | 食品製造・加工 |
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名前 | ウサ子 |
性別 | 女性 |
年齢 | 34才 |
勤務歴 | 2ヶ月 |
時給 | 750円 |
勤務地 | 佐賀県 |
企業名 | 棒食品メーカー |
投稿日 | 2013/06/24 |
緊張して出社した第1日目。 パンを製造するラインに連れて行かれたが仕事の詳しい説明もなく 何をしていいのか戸惑う。 新人教育なんて全然なってない。 人によって言うことが違うのでとても困った。 例えば「これ綺麗にならべて」と言われて、言われたとおりに作業していると 違うオバちゃんに「それ触らないでいいから」と言われた・・・ 器械の音がうるさいのを良いことに「どっちやねん?」とマスクの下で密かに毒づく私。 立ち仕事は慣れているのできつくなかったけど困ったのは 自由にトイレに行けないこと。面接のときは「トイレ休憩」ありなんて言われたけど そんなもんは無かったし、入ったばかりでライン抜けてとても行ける状態ではなかった。 何より着けているエプロン、作業用のナイロン製のつなぎ、手袋などの重装備を 外してだいぶ離れた場所にあるトイレまで行くのはおっくう過ぎる。 焼いたパンが流れてくるので熱くてのどが渇くけど水飲み場も遠く離れた場所にあった。 そのうち熱中症で倒れるんじゃないかと思った。 とにかく着替えてから工場内に入るまでが手洗い、消毒、ローラーで衣服のゴミを 取るなど面倒な工程があるので出社時間の40分くらい前には到着してないと無理だった。 しかも工場内がまるで迷路で道順を覚えるのに一苦労。毎日迷子。 昼食は交代で摂るのでお弁当は一人で食べてたけど 60分の昼休みがあってもまた着替えや消毒が待っているので お弁当食べたら速攻で工場内に入ってた。 とにかく過酷。少しでも体調悪い時は欠勤したほうがマシ。 ネットを見ていると、こういう職場はだいたいどこも同じだと思う。 気が弱い人や大人しい人は体力よりも精神的に参ってしまう。 そして雑草のように強いオバちゃんだけが生き残りはびこる世界。 想像してたより衛生面も良くなかった。ボロい工場。 食品製造の仕事だけはもう絶対にしない!← これが教訓。