ゲームセンター

清掃・点検・整備

カテゴリゲームセンター
名前匿名
性別男性
年齢19
勤務歴3年 6ヶ月
時給850
勤務地大阪府
企業名某社
投稿日2011/05/07

 自分は駅ビルに入っていたアミューズメントコーナーで働いていました。  お母さんが買い物する間に暇潰す子供や学校帰りの子供達、あと意外に高齢の方なんかがメイン客層でした。  施設内訳はクレーンゲームがフロア全体の3割、大型筐体・格闘ゲーム筐体が2割、メダルゲーム・パチンコ・パチスロが3割、プリクラが1割、残りは小さな子供用の筐体(ポップコーンメーカーやわたあめ機、ガチャポンやデジタルカードダス、ボールコーナー)でした。  仕事は基本的に店内の清掃と点検、メダルゲームのメダル補充、クレーンゲームの景品調整、そして売上回収でした。  清掃は一時間毎にトイレと各筐体や施設を掃除。喫煙OKだった時は灰皿交換もありました(これが一番きつかった)  点検はエラー吐いてないかチェックや乱暴に遊ぶ客(特に高校生やヤンキーに多い)に注意を促したり、夜になって条例で規制された年齢の客に帰っていただいたり。あとプリクラやデジタルカードダスが意外と用紙やカードが切れたりするのでその補充など。 小さな店だったのでメダル預りはアナログで、記録帳と電卓、メダル計測器を使って人の手で行っていました。  クレーンゲームは各自担当が決まっていて、予算とカタログと筐体スペックをにらめっこして、取れそうで取れない絶妙ラインを狙います。うちは交換制みたいなアコギなこと(というか本来は風営法違反)は一切やらず健全でした。これをやっていると他のゲーセンに行ってクレーン景品配置をチェックする癖がつきました。  売上回収は閉店後に全ての筐体から100円玉・500円玉を集めます。カウンターは全部店奥の事務所でチェックしてるので、くすねたりできません(当たり前ですが)。これまたうちは小さい店だったので全部人力で回収。他のお店が売上をどう回収してるのかは知りませんが、結構重労働でした。  とにかく大事なのは覚えることと応用すること(これまた当たり前ですが)。やるのに専門知識は一切必要ないですが、だからと言って覚えないと役立たずとみなされます。筐体の修理方法をこちらが知ってるか否かなんてお客様には一切関係ないことですし…。トラブルに迅速に対応できるためにも、点検見回りで各筐体をチェックするついでに説明書を読んでよくあるトラブル(コイン詰まりや認識されなかった時のクレジット追加法、効きの悪いボタンの修理法等)の解決を覚えておきましょう。  ゲーセンだからタダで遊べる!なんていうのは甘い考えです。基本的にそんな暇はないです。閉店後に遊ぶお店もあると聞きますが、昨今の不景気と節電傾向からそんなことが出来るお店はもう殆どないでしょう。  精力的なお店だとゲームの大会なんかも企画します。その企画担当になったりするとポスターを作ったり当日司会をしたりなかなか楽しいです。給料も良かったし、社員の人と一緒に他店に偵察(笑)に行ったりもしました。大変だけどやりがいのある仕事だと思います。