ガソリンスタンド

近所のガソスタでバイト募集の紙を見つけて店員に聞いてみたら、いきなり店長 と面接になり、次の日に履歴書持ってきてと言われ、夏休みの間だけバイトすることに。 ガソリン入れるだけなら楽だろうと思っていたが、実際には、ガソリンだけではなく、 水抜き剤やオイル交換などでも売り上げを上げないとといけないので、必要もないのに 進めたりしていた。 一番気を遣うのは車の洗車で、ガソスタの洗車機が狭いところにあったため、高級車とか、 幅の広い車だとかなり気をつかって移動させなければいけなかった。 ディーゼルの車に隣の空き地で灯油を入れてる道交法無視の(直接入れると文句を言えるが、 一度灯油缶に入れられると文句のつけようがない)人がいたり、 違法改造のDQN車に乗ったやつとか珍走団の客とか、走りやとか、 田舎故に変な客も多かった。 社割り価格でガソリンを給油させてくれるので、助かったがガソリン入れると言っても、 原付だったので、大した割引にもならなかった。 先輩に聞いた話ではガソスタの社員用割引カードを勝手に作り割引率を操作して無料で、 ガソリンをいれ、後でエラいことになった人もいたらしい。 失敗は、レギュラーとハイオクを間違えて入れてしまい、後でむちゃくちゃ 怒られた事ぐらいだったが、怒られただけすんだので、今になって考えれば、 かなり優しかったのかもしれない。 まぁバイト員の中には、配達で事故したり、洗車の時ラジオのアンテナを折ったり、 お客の車をへこましたり、と言った事をやらかしている人もいたので、おこること に疲れていたのかもしれないが。