名前 |
MK |
性別 |
女性 |
年齢 |
32才
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勤務歴 |
3年 6ヶ月 |
時給 |
1100円
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勤務地 |
東京都 |
カテゴリ |
その他のイベント |
企業名 |
某社 |
投稿日 |
2005/09/04 |
大学時代に東京湾を巡る屋形船の乗務員のアルバイトをしました。
とても楽しくいい思い出が沢山出来たバイトだったので体験記を書いてみる事にします。
募集は求人情報誌で見つけ、ありきたりのバイトは避けたかったのと面白そうだった事、
通勤にも便利な場所でもあったので友達とやってみる事にしました。
屋形の性質上、夕方からの出港予約がほとんどですが、バイトはその数時間前に出勤し、
まず祭り装束に着替えハチマキを絞めます。これが制服みたいなもんですね(笑)
それから予約人数に合わせた船内のセッティング、座布団や食器類を並べます。
それが終わると、船内で出す天婦羅のネタの仕込みをします。鮮魚類は業者さんが配達した
ネタ(エビやイカやメゴチ等)を発砲スチロールからタッパへ移し変える程度です。
野菜は天婦羅が揚げやすいように切りそろえ同じくタッパへ。
これらは主に女性陣の仕事で、男性陣はビールケースを船の冷蔵庫に積み込んだり、ある程度
の力仕事をしていたようです。
それが終わるとお弁当が出ます(船宿によっても違うと思いますがうちはタダでした)。
そしてお客さんを迎え、出港。お台場沖に碇を下ろし、天婦羅を親方(船頭さん)が揚げ、
それをお客さんに配って歩いたり、カラオケの手配をしたり、空いた器を下げたりします。
とても気持ちがいいのが、本当はイケナイのですが、船が帰る時など、する事がなくなり
時間が余った時に屋形の屋根の上に登って夜景を満喫しながら夜風に当たったりしながら
休憩した事です。お客さんには危険があるので絶対登らせませんがバイトならではの特権でした。
特に東京湾周辺で花火がある時などは1番の特等席です。
バイト仲間達も気のいい人ばかりで屋根の上で色々な事を話したりしたのをよく思い出します。
お客さんを降ろし、船内の掃除をして仕事は終わります。
このバイトで辛かった事は慣れないうちは揺れる船内で歩き回るとバランスを取る為、
足首や膝が痛くなったり、お客さんが船酔いでリバースしてしまった時の掃除でしょうか(笑)
でもそれ以上にとても楽しい思い出深いバイトでした。今でもやって良かったと思っています。